社長宅 → 陶芸家のギャラリー喫茶 → 町の複合施設。約60年、住む人・使う人が変わりながら、建物と庭は大切に受け継がれてきた。歴史ある建物を壊さず活かすのは、東川の町づくりに一貫する姿勢。
社長宅として建築木材会社の社長の邸宅として建てられた木造住宅。窓の外に広がる日本庭園も、この家とともにつくり込まれた。
ギャラリー開設地元の陶芸家・佐藤忠雄さんが住宅を改築し、自作の器を展示するアートギャラリーとして開設。
ギャラリー喫茶「ゼン」にカフェを併設してリニューアル。一点ものの自作陶器で、ネルドリップの珈琲や手作りケーキ(マロンロールなど)を提供。庭を眺める喫茶として通算約30年愛された。
町が建物を購入喫茶の閉店を機に、東川町が建物を取得。「素晴らしい建物を大切に保存・活用したい」(東川振興公社・林さん)。
Zenとして再出発「Zen」の名を受け継ぎ、複合施設としてオープン。佐藤さんの陶器や、旭川の木彫家・中川貞司さんの木彫、アイヌ関連の作品が今も空間に息づく。